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2010年07月09日

「だれかがぼくを」近刊のお知らせ

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「だれかがぼくをーころさないで」 内田驎太郎・作 PHP研究所 ¥1,200

人を殺そうとしたぼくの手を止めてくれたのはだれだろう。遠くから聞こえてきたなつかしい声。「ころしちゃだめ」。だれだかわからない、なつかしい声。

殺意を主題として書かれた文章。この難題に絵をそえるのに5年近い歳月を要しました。果たして内田氏の心に寄り添えたでしょうか。

投稿者 ken kuroi : 2010年07月09日 22:55

コメント

 初めまして!東京在住の(絵本の河)と申します。数年前、絵本ハウスにお邪魔して絵本を購入した事などを、懐かしく思い出しております。読み語りでは、「ごんぎつね・手ぶくろを買いに・ころわんシリーズ」などの黒井先生の作品に大変お世話になりました。以前、本屋さんで武田鉄矢さんの本を買ったのも(絵)黒井健と言う文字に惹かれてでした。「ぼくをころさないで」タイトルも凄いと思いました。15年前絵本に関わり始めた頃、「絵本は、楽しく希望を持たせるもの、そして楽しく完結しているもの」を読み聞かせる様にと指導されました。その事に少し疑問を持ちながら、沢山の絵本を読み語りして来ました。内田麟太郎さんは、教えられてきた「絵本の概念」を変える作家さんでした。素晴らしいチャレンジ精神の作家さんだと思います。5年もの歳月を掛けて描かれた『絵』心して拝見させて頂きます。ありがとうございました。

(黒井)力強いメールをありがとうございます。
   この絵本の副タイトルは「ころさないで」です。
   主人公の殺意を止める心の呼びかけを語ったものです。
   絵で読者に伝わるだろうかと不安でもあります。
   また、ご意見をお聞かせください。

投稿者 絵本の河 : 2010年07月12日 16:58

 「だれかがぼくをーころさないで」拝見致しました。待ち切れず長女に新宿まで買いに行って貰いました。タイトルをお聞きしただけでも、どう黒井先生が絵を描かれるのか?ドキドキしながら絵本を開きました。短い言葉によくこれほどの絵を付けられたと・・・敬服致しました。長い時間を掛けて描かれた素晴らしい絵でした。黒井健先生の絵を知らない人に「黒井健さんの絵は、どんな絵?」と尋ねられたらわたくしは、「霧に包まれたような、たんぽぽの綿毛のような優しい温かい絵」と答えていました。「ころさないで」と言う怖い言葉に寄り添う絵も黒井先生は、見事に描かれました。微力ながら応援させて頂きます!今夏は、無理ですが、いつの日か山梨にお邪魔して絵本にサインして頂きたいと思います。酷暑が続きますお体ご自愛下さい。

(黒井) うれしいご感想をありがとうございます。
    早速見て下さったのですね。
    過去に経験のない試みでしたので、果たして伝わって
    くれるだろうかと、不安でした。
    少し心を強く持つことができます。
    ありがとう。

投稿者 絵本の河 : 2010年07月26日 23:00

黒井先生・・・すごいですよ。
今、改めて「絵の持つ力」の凄さがビシビシと伝わってきます。

「絵本があってよかったな」を読んで以来、
内田さんの世界にも魅せられてきましたが、
実は黒井先生とは、どうも結びつかなくて・・・
でも本当にこんなにわずかな言葉が、
こんなにも力を持って私の心を打つのは、
これは黒井先生の絵の力があればこそですね。
詞と絵の融合って、こういうことか!!
「ぼく」の黒い後ろ姿が、
花畑の中でぽっと明るい横顔になってる、
憎しみから救われた「ぼく」が
私の心をほっとさせてくれました。
「ぼくに」「ぼくを」
たった一つの助詞に込められた詞が、
黒井先生の絵で見事に伝わってきました。

(黒井) ありがとうございます。
   この絵本の是非は、自分でもまだはっきりとは
   していません。少し時間がかかるかもしれませんね。

投稿者 inchan : 2010年08月01日 20:47

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